スプラトゥーン公式が携帯小説を突如公開!ラストフェスから約9ヶ月後のユリイカ物語

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スプラトゥーン公式Twitterが4月25日に小説のようなものを突如公開しています。現在は第3話まで公開されており、シオカラーズであるアオリとホタルの物語となります。

スプラトゥーン公式小説 プロローグ~第3話

プロローグ

あのラストフェスから、およそ9ヶ月が過ぎた。
夕闇に染まるハイカラシティ。鮮やかな二色のネオンサイン。

バトルに興ずるイカ達を鼓舞するかのように踊り続ける、シオカラーズのふたり。今でも鮮明に脳裏に浮かぶ記憶でありながら、遠い昔のことにも感じられる。

ラストフェスが終わったあの夜。 「アオリ vs ホタル」の結果は、ホタルの勝利で幕を閉じた。 だが、ふたりの間にわだかまりはなかった。

いつものように、ふたり揃って笑顔でスタジオを後にした。 これからもずっと、何も変わらないと信じて疑わなかった。 そう、あの時は……。(つづく)

第一話

アオリとホタル、従妹同士のふたりによる、ダンス&ボーカルユニット、シオカラーズ。

ラストフェスをきっかけに、その人気に一層の拍車がかかった。 ハイカラシティのアイドルから、一躍トップスターとなったふたり。 それまでの活動の枠を超えて、多忙な日々を過ごしていた。

ふたりはルームシェアをしている。 ハイカラシティに来た直後は、都会暮らしの心細さや、経済的な理由もあって、一緒に暮らし始めた。

それに、物心がついた頃から、ふたりはずっと一緒にいる。 今は都会にも慣れ、収入も安定してきたが、離れて暮らすことは考えもしなかった。

プライベートでも仕事でも、ふたりはずっと一緒だった。 しかし、ソロ曲を発表した頃から、次第に単独での仕事が多くなってきた。アオリは持ち前のキャラクターから、トーク番組やバラエティ番組への出演が増えた。

収録は深夜に及ぶこともあり、ロケで一日部屋に戻らないことも多くなった。ホタルは「スミソアエの夜」で歌唱力が評価され、歌番組や舞台への出演が多くなった。

今までは部屋を出るのも一緒、帰ってくるのも一緒だった。 だが、今は戻る時間もまちまち、オフの日も合わないことが多くなってきた。 ふたりが一緒にいる時間は、以前より格段に短くなっていた。(つづく)

第二話

その日、ホタルはひとりで部屋にいた。
今日は仕事はないが、来月からは舞台の稽古が始まり、毎日が忙しくなる。 こうやって、のんびりできるのも今のうちだろう。

アオリは仕事で夜まで戻らない。 たまった家事を片付けながら、アオリの帰りを待っていた。こんな時は、ふと考えてしまう。 ラストフェスの決着がついたあの時、アオリはどう思っただろうか?

悔しがってはいたが、それは単に勝負に負けたからだろう。 負けず嫌いのアオリらしい。 でも、ちょっとは自分に嫉妬したんじゃないだろうか? 負けたことを、今でも気にしているだろうか?

いや、考えすぎだ。 アオリに限ってそんなことはない。 むしろ、知らず知らずのうちに優越感を感じているのは、自分のほうかもしれない。

勝負に勝って、いい気になっているのかもしれない。 ホタルは、ちょっとだけ自分が嫌になった。(つづく)

第三話

その日、アオリは携帯電話のコールで目が覚めた。 マネージャーからだ。 予定していた収録が、他の出演者の都合で延期になったらしい。 今日は一日オフだそうだ。

ちょっと拍子抜けしたが、ひさしぶりに休みをもらったのだ。 ラッキーだと思えばいい。部屋を見渡すと、ホタルの姿がなかった。 確か、今日はホタルもオフのはずだ。

時計を見ると、朝の8時過ぎ。 買い物に出掛けるには、まだ早い。 身支度をして、ホタルを探しに街へ出てみることにした。そういえば、近頃のホタルは元気がない。 疲れているのだろうか? 嫌なことでもあったのだろうか?

でも、ホタルの心配ばかりしてもいられない。 ここのところ、アオリも仕事で息をつく間がなく、ちょっと気が滅入っている。 今日は気晴らしに、ホタルを誘って出掛けよう。

ホタルはカフェにいた。 ロブと一緒だった。 テーブル席に向かい合わせに座り、談笑している。 ロブとふたりは、出身地が近いせいか話が合う。

深く帽子をかぶっていて表情は見えないが、楽し気なホタルを見るのは久しぶりな気がした。 水を差すのはよそう。 アオリはそのまま部屋に戻った。

朝食の支度をしていると、ホタルが戻ってきた。 アオリが起きていることに驚いていたが、おはよう、と声をかけると、おはよう、と気の抜けた調子で返ってきた。 いつものホタルだ。

ふたりで朝食をとりながら、ホタルをショッピングに誘った。 ホタルは、ふたつ返事で誘いに乗った。(つづく)

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