カプコン社長インタビュー「家庭用ゲーム・VR・オンラインゲームについて」
この記事は、カプコン社長インタビュー記事であるINSIDEの記事一部を抜き出したものです。
家庭用ゲームについて
カプコンは、家庭用ゲームの開発に6割の人員リソースを割いている。スマホやPCオンラインゲームにも成長事業としてリソースを投入しているが、カプコンは家庭用ゲームの開発に最も注力している。ゲーム業界の最先端の技術を蓄積するだけでなく、新しいコンテンツ(IP)を作り出す事業だからです。
新しいコンテンツ(IP)を家庭用ゲームで作り出し、他の事業に展開していき、相乗効果を生み出し、会社全体が大きく出来ると考えている。ですから、家庭用ゲームの開発投資は今後も変わらない。TGSでは他のブースと比べ、カプコンは家庭用ゲーム中心の構成でした。
今、家庭用ゲーム機の開発費用は高額になってきている。ですが、単純に利益を得られるものだけに投資するのではなく、今後のゲーム業界で必要だと判断するものにも投資すべきです。
バーチャルリアリティ(VR)について
没入体験ができて、ゲームの楽しみ方が広がるので潜在可能性は大きいと思う。ですが、ゲームは一人で楽しむものでもあり、みんなで体験を共有するものでもある。ですから、どのようなコンテンツが最適であるのか見極める時間が必要ですね。(VRゲームを実況配信しても視聴者は今までと変わらない映像を見ることになる)
カプコンには「Kitchen」という技術デモがある。自分が縛られていて、目の前にはナイフを持った男性が出てくる怖いデモ。この技術デモは、カプコンのホラー演出の可能性を探る目的で実験的に作ったもの。カプコンの方針は、新しいものに挑戦できる、実現できるということ。
オンラインビジネスについて
モバイルアプリゲームでは苦戦しています。ですが、9月にリリースした「モンスターハンター エクスプロア」は順調。「モンスターハンターフロンティアG」の実績はありますし、8月末に配信した「ドラゴンズドグマ オンライン」は非常に好調です。焦らずに出来ることを実施し、成果を積み上げていくしかない。
実際に遊んでみて面白いゲーム、時間を割いてでも遊びたいと思うゲームを作らなければならない。
この記事に対するコメント
- 家庭用ゲームを捨ててないのは嬉しい
- 最も注力していて今の現状ではやばいのでは?
- カプコンはスマホで失敗しまくってるよね…
- モンハン以外なにを作っているのかわからない
- VRのゲームに期待
そういえばカプコンのゲームあんまりしたことないや…。
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