小島秀夫氏がビデオゲームの開発・構築方法について説明

小島秀夫監督

小島秀夫氏は、Twitterにてビデオゲームを開発手順や構築方法について説明しました。

ゲームを開発する時、どこから作りあげるのかをよく聞かれる。ゲームシステム?ストーリー?キャラ設定?世界観?今ではビッグタイトルのゲームは分業だが、僕の場合はゲーム性、システム、世界観、ストーリーの脚本、キャラ設定も全てひとり作業なので並行して進める。それが僕にとってのゲームデザイン。

ゲームを作るには4つのセンスが必要です。「ゲーム」「ビジュアルや映像」「音楽やサウンド」「ストーリーの構造やストーリーテリング」。非常にハードです。

全て同時進行それが僕のゲーム
・企画を考える
・予算とスケジュールを立てる
・スタッフ関係者を集める
・世界観、物語、ゲームデザインをする
・タイトルやメインビジュアルを決めて、仕様書や脚本を書く
・現場で指示、演出、調整、ティザーやPVの編集
・コピーやプロモーションの出し方、宣伝もする

だから僕がほぼ全て担当して作るゲームは1度に1本以上は正直難しい。だが、プロデュース作品は企画からタイトル決め以降くらいからは人に任せることができるので複数、並行しても問題ない。プロデュースや監修をしながらも自分のゲームに影響することなく進めることができる。

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