PS4「Ghost of Tsushima」の評価とクリア後のレビュー的な感想とか (ゴーストオブツシマ)

ゴーストオブツシマ

2020年7月17日に発売されたPS4ソフト「Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)」をクリアしたので、ゲーム内容の紹介やプレイした感想などを書いています。

※ストーリークリア後の感想です。重大なネタバレ以外のネタバレがありますのでご注意ください。

Ghost of Tsushima 発売後の評価

記事執筆時点の国内外の評価を紹介。

レビュー集計サイトを見ると、メディアが評価するメタスコアは83と低めですが、ユーザースコアは12,249件で評価9.3と高く、海外ユーザーに評価されているのがわかります。

日本Amazonでは、657件で評価4.6とこちらも好評です。

高評価の理由は、「美しいマップ」「他にない日本が舞台」「時代劇映画風の演出」「ロード速度」「成長システム」など。低評価の理由は、「敵の攻撃パターンが少ない」「操作性」「カメラワーク」「目標マーカーがわかりづらい」など。

発売後の予想以上の評価により、SIEJAは発売3日間で全世界累計実売本数240万本突破したと明らかにしています。これは、SIEが発売した新規IPのPS4ソフトとして過去最速を記録とのことです。

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プレイステーション公式
@PlayStation_jp
『Ghost of Tsushima』が発売から3日間で全世界累計実売本数240万本突破!
SIEが発売した新規IPのPS4®用ソフトウェアタイトルとして過去最速を記録。

ユーザーの皆さまの厚いご支援に心より感謝いたします!そして開発元の @SuckerPunchProd、快挙おめでとう!

#ゴーストオブツシマ #GhostofTsushima

Ghost of Tsushima プレイした感想など

全般

難易度は「易しい」「普通」「難しい」から選択できます。後からでも設定から変更可能。用意されている設定項目は少ないですが、PS4 Proならパフォーマンス設定として「高フレームレート」か「高解像度」を選択できます。

ローカライズに関しては、SIE JAPANスタジオが関わっているため、文句なしの完成度です。また、海外開発の日本が舞台ということで心配する方がいるかもしれませんが、こちらもSIE JAPANスタジオが資料を用意したりして関わったそうなので、ちゃんとした古代日本が再現されています。環境音については日本で収録されているそうです。

難易度普通でのクリア時間は約26時間でした。ゲーム中盤ぐらいまでは、それなりにメイン以外の寄り道をしていましたが、終盤はあまり寄り道をせずにクリアしています。

ストーリー・演出・クエスト

クエストの種類は、メインクエストの「仁之道」、サブクエストの「浮世草」、特別クエストの「伝承」があります。

メインクエストは全部で24つと多くはありません。一部を除いて短時間で終わるクエストが多かったです。

仁
主人公である「境井 仁(さかい じん)」は武士としてかっこいいキャラクターです。そして、民から敬われているので、プレイヤーとしては気分がいいです。
志村
仁の伯父であり、対馬を統治する地頭(じとう)である「志村」は、名誉を重んじる武士です。ストーリーでは、「誉れ誉れ」とうるさい誉れ厨の頑固爺のようで、いいキャラクターです。

メインストーリーにはいくつかの段階があり、プレイヤーに目標を示してくれています。ゲーム序盤は「恩人の弟を救出」「志村を救出」、ゲーム中盤は「志村城を奪還」、ゲーム終盤は「ハーン討伐」「最後にやるべきこと」という目標があります。

このように目標を明確に示してくれることで、ゲーム中盤のストーリーがダレることなく、その目標に向かって装備を整えることもできるので、途中で飽きることなくゲームをクリアすることができました。そして、ゲーム終盤は一波乱があり、ストーリーの結末が気になるようになっています。

物語

最後のメインクエストでとある戦いの後、境井仁が決断しなければならないことがあるのですが、この重大な選択をプレイヤーに選ばせてくれるシステムになっています。やりたくないことを無理やりプレイヤーにやらせるのではなく、プレイヤーがエンディングを選べるのは素晴らしいと思います。

ただ、ゲーム中盤の終わりで仁の相棒の馬が開発者によって56されます。この時の仁は武士の心を失った逃亡者で、他の全ても失ったという形にしたかったのでしょうが、ゲーム序盤でプレイヤーが選んで名前を付けた馬を56すという演出は最悪でした。

サブクエストはどのぐらいあるのかわかりませんが豊富です。クエストの報酬は、開始前からわかるので、無駄にサブクエストをしなくていいのが助かります。欲しい報酬のあるクエストだけ完了すればいいのです。河童を目撃したという日本らしいクエストもあります。

全体的にクエストは、往復するおつかいクエストがほとんどないのが嬉しいです。ただ、足跡を追うクエストが多いです。探偵ごっこをして、足跡を追って人を見つけるといったクエストが結構あります。クエストのパターンは少ない感じです。

また、伝承クエストというものが全部で6つあります。完了すると、強力な装備やスキルが獲得できるだけでなく、固有のクエストが用意されているので、伝承クエストはやりがいがあります。対馬の地に伝わる言い伝えを追っていくというクエストなのですが、その言い伝えを教えてくれる演出がまたかっこいい映像になっています。

マップ

オープンワールドのため、密度はあまりありませんが、他のオープンワールドゲームと違って殺風景ではありません。馬での移動中に何度もスクリーンショットを撮りたくなるほどの景色がたくさんあります。

古代日本の夏・秋・冬を楽しめるマップになっており、大仏や鶴に出会えたりもします。絶景な場所が多すぎて、実際の対馬に行きたくなります。

マップには、寺や村などの大きなロケーションだけでなく、小さなロケーションがいくつもあるので、マップ探索をする楽しみがあります。

小さなロケーションには、秘湯/稽古台/神社/石碑/狐の巣などがあり、キャラクターを強化するのにも役立ちます。これらは、自力で見つけたり、スキルを解放して見つけたり、黄色の鳥を追って見つけたりすることができます。

マップは素晴らしいのですが、建物などのオブジェクトはパターンが少なめです。どれも似たような建物ばかりで、アイテム探索する楽しみはあまりありません。

戦闘・成長システム

刀での戦闘は簡単です。L1でガード、相手の攻撃に合わせてL1で受け流し、△で強攻撃、△長押しで突き、□で弱攻撃、○で回避です。Sekiroほどの読み合いはなく、L1や○で回避しながらの攻撃連打が結構通用しますので、テンポよく敵を倒していけます。敵は複数人でかかってくることが多く、それをサクサクと倒せるのでSekiroとは別の気持ちよさがあります。

メインストーリーでは、敵軍と自軍で戦うこともあるので、その時はを体験できます。味方が倒れることもあるので、その時は蘇生してあげなければなりません。

ただ、ロックオン機能がありません。1対1となるボス戦は自動でカメラが回転するのですが、通常の戦闘時は戦いながら上手くカメラを回転させなければなりません。改善すべき点だと思います。

あと、ボスとの戦いはもう少し手応えがあってもよかったのかもしれません。攻撃パターンが少なく、あまり面白いボス戦ではありませんでした。

ゲーム序盤から中盤の終わりまで、主人公はずっと強くなることができ、強くなっていく楽しさを味わえます。キャラクター性能・刀・弓・防具・攻撃アイテム・護符(バフ効果)・奥義(特殊スキル)がゲームを進めるとどんどん増えていきます。

装備画面

キャラクター性能として、体力(HP)・気力(MP)。奥義として、紫電一閃・憤怒の舞・焔の剣。そして、キャラクタースキル攻撃アイテムとして、刀・弓・てつはう・吹き針・とりもち玉・くない。

刀と弓は威力などの性能を強化することもできます。この豊富な武器・攻撃アイテム・奥義全てが戦闘中に使用できるのが嬉しいです。選択した武器1つだけ、奥義1つだけしか使えないということはありません。

操作性

普通のゲームにはアイテムを拾う時にキャラクターモーションが用意されてたりしますが、このゲームには用意されていません。アイテムを拾うボタンを押すと、アイテムは消失し、キャラクターは手を動かすことなく、持ち物に追加されます。

モーションがないので違和感があるのですが、このおかげで馬から降りなくてもアイテムを拾うことができるので、悪くはないのかもしれません。…ただやっぱり、馬に乗ってない時はアイテムを拾うモーションが欲しいです。

また、本作は武器・攻撃アイテムが豊富です。その豊富な攻撃装備をL2と十字キー、R2と十字キーの操作で切り替えられるのですが、十字キー操作に左親指を使うため、キャラ移動しながらの切り替えが難しくなっています。もっと、いい方法がありそうな気がします。

ゲームシステム

ワールドマップで目標地点を選択すると、フィールド上には風で方向が示されます。風はすぐ止むので、何度も風を吹かせる操作をしなければなりません。ちょっと面倒です。

馬で移動中のゲーム画面には、最小限のHUDしか表示されません。ゲームの没入感を損なわせないためなのでしょうが、フィールド上の目標マーカーは近くに行かないと表示されませんので、すごく目標地点がわかりにくいゲームです。

誘い風

取引してくれる店のマーカーも近くに行かないと表示されないので、どこに強化してくれる店があるのか、どこにアイテムを売ってくれる店があるのかがわかりづらいシステムとなっています。

NPCとの会話は全てムービー風になります。重要ではない会話もムービー風になり、スキップすることはできませんので、ずっと眺めてなければなりません。また、会話できるNPCも少ないです。意味深のところに立っているNPCと話したくても話せないのは残念でした。

ゴースト オブ ツシマ

キャラクターモーション関連は未熟です。NPCが一昔前のゲームみたいに変な動きをしたり、倒れる動作がループしてたり、ジャンプ動作をキープした状態で移動したりします。

クリア後

クリア後は、蒙古の残党兵を倒すという形になり、ゲームを引き続き遊ぶことができます。クリアすると、蒙古の拠点が全てマップに表示されます。蒙古の拠点を全て制圧したら何かあったりするのでしょうか?

他にも、トロフィーコンプを目指したり、サブクエストを消化させたり、収集品のコンプを目指したりすることもできます。クリアすることで何か新しい要素が解放されるということはありませんでした。一応、新しいサブクエストがいくつか解放されています。

モンゴル

まとめ

Ghost of Tsushimaは、新規IPなので全てが新鮮です。そして今までなかった、日本が舞台のオープンワールドなので更に新鮮です。

絶景を求めてのマップ探索が楽しいオープンワールドゲームなので、移動もそこまで苦痛ではありません。ファストトラベル時のロード速度も高速です。

戦闘は刀と弓がメイン。普段、銃を使ってのゲームばかりしている方は、いつもとは違う戦闘を楽しむことができます。

一部システムには改善が必要だと思う部分がいくつかありますが、ゲーム全体としては久々に面白いオープンワールドゲームだと感じました。

トレーラーやゲームプレイ動画を見て、日本を舞台にした新規IPに魅力を感じ、オープンワールドに抵抗がないならば購入するべきゲームだと思います。(本作は死にゲーではありません。)

PS5では、もっと密度の濃いマップになったGhost of Tsushima 2をプレイしてみたいです。

Ghost of Tsushima 発売情報

  • タイトル
    Ghost of Tsushima (ゴースト・オブ・ツシマ)
  • ジャンル
    オープンワールド時代劇アクションアドベンチャー
  • 機種
    PS4 (PS4 Pro Enhanced)
  • 発売日
    2020年7月17日
  • 価格
    パッケージ版 6,900円+税
    ダウンロード版 通常版 7,590円(税込)
    ダウンロード版 デジタルデラックス版 8,690円(税込)
  • 開発元
    Sucker Punch Productions
  • 発売元
    (株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ゴースト オブ ツシマ
【PS4】Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)
ゲームソフト
アートブック
The Art of Ghost of Tsushima
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