Steam:UE4で美しい田舎を描く「NOSTALGIC TRAIN」配信開始!簡単な感想を少しだけ
Steamにて、日本の田舎が舞台の一人称視点のアドベンチャーゲーム「NOSTALGIC TRAIN」が配信開始されました。価格は2000円。プレイした感想とスクリーンショットを少しだけ紹介します。
NOSTALGIC TRAIN (ノスタルジック トレイン)
本作は、クラウドファンディング支援などにより、個人インディーゲーム制作者「畳部屋」が開発した作品です。Steam製品ページにも記載されているとおり、ゲームモードは「ストーリーモード」と「フリーモード」があります。
ストーリーモードでは、何故か記憶を失った女性を操作して、誰も居ない夏霧町を探索することになります。見えなくなった夏霧の人々の記憶の欠片に触れるとテキストが表示され、それを読んでストーリーを進行させていきます。
フリーモードでは、夏霧町を自由に探索できますが、「夏霧メモ」という各ロケーションの説明をテキストで読むことができます。このモードでは定期的に、列車が動き出すので、列車と背景のスクリーンショットを撮影することも可能です。
マップの広さについてですが、公式Twitterで紹介されている通り、「鉄道模型のレイアウトに入り込む」という表現にあった大きさです。ですが、この小さいマップに様々なロケーションが詰め込まれており、多くの異なる美しい田舎のシーンを堪能することができます。1人でこのマップを完成させたセンスに驚きです。
ストーリーのテキストは結構な量を読まなければなりません。まだ序盤しかプレイしていませんが、ストーリーは徐々に惹かれていく内容となっています。また、同じセミの声がどこへ行っても聞こえ続けます。数十秒のセミSEのループが苦手な人にはきついかもしれません。
操作については、WASDで移動、マウスで視点操作、Shfitでダッシュという基本的な簡単操作です。マイスホイールで現在読んでる記憶の欠片の過去ログが読めたりもします。
バグで、ダッシュしながら「今はこっちのほうに用がない」というエリアにぶつかれば、ダッシュ入力が維持されたままになるようです。その後は、Shiftを押さなくてもダッシュ速度で歩くことができるので楽です。セーブはオートセーブのようです。
個人的に、セミのSEループもきつかったですが、もう一つきつかったのが視点操作の感度が高すぎるということ。オプションにはグラフィック設定しかなく、音量設定、感度設定、ウィンドウ設定などがありません。これらを調整するには、PCやマウス本体の設定をいじる必要があります。そして、音声の再生デバイスを切り替えても再起動しないと反映しなかったりもします。
あと、フリーモードはもっと自由だと嬉しいです。移動速度の変更、天気の固定とかができたらスクリーンショットが撮りやすくなると思います。アップデートで夕暮れや雪などが追加されたら最高です。
たまにブラッシュアップが足りないと感じる部分はありますが、UE4で描かれた日本の田舎は本当に綺麗です。Steamなどで公開されているスクリーンショットに魅力を感じる方にはおすすめのゲームです。
VR化やPS4/Nintendo Switchなどのコンソール版については要望次第と開発者がTwitterでコメントしています。
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